野牛の背中を見ながら、アーグラー市内を離れました。
先ほどの悪徳リキシャの件もあったので慎重になっていましたが、時間的にも押していたため、リキシャに乗って駅まで向かいました。
駅構内には喜捨の老婆や胡座で移動する人など、さまざまな人がいました。
またトイレ入口ではニューデリー駅ではなかったチップの要求もありました。
17:40発のニザームッディーン駅行きの電車を待っていましたが、時間になっても到着せず、掲示板ではプラットフォーム3を示したままだったので、気にせず待っていました。
10分ほど経過した頃にプラットフォーム2に列車が到着したので、念のため列車番号を確認すると乗り込む予定の車両でした。奇跡的に違和感を感じ取れたので、乗り込めましたが、危うく乗り過ごすところでした。
列車に乗り込み、切符のQRコード確認がありすぐに食事の配膳がありました。
ポテトと何かの辛いやつ、スナック、スポーツドリンク、クラッカーなどなど。基本的にペットボトルはどれも満杯に入っており電車の揺れもあり、飲む時は要注意です。
ニザームッディーン駅には15分遅れで到着しました。駅出口には相変わらずのリキシャの客引きがたくさんおり、300ルピーでニューデリーまで乗り込みました。ドライバーは大変不満そうな感じで、これまでの運転手はどこかのお店に連れて行くためめちゃくちゃ話しかけてきましたが、この運転手は一言も話しませんでした。
途中、コンノートプレイスで下車しました。
コンノートプレイスは外資系の店舗が円状に配置された街の作りになっておりネオンのギラギラとたくさんの人でとても賑わっていました。ニューデリー駅から歩いて20分くらいの距離ですが、街の感じは大違いです。
今回の旅で楽しみにしていた海外のジム、エニタイムにやってきました。
インドのエニタイムトレーナーもカッコいいですね!
ジムは、コンノートプレイスの中心街に位置しており、日本から持って行ったキーをタッチするとちゃんと入れました笑
ジムに入るとスタッフ2名が駐在していて、ノートに氏名連絡先等を記載し、最後にスタッフとグータッチして中へ入りました。
ジム内は中規模といった感じでしょうか。ダンベルは50キロまであり、ベンチが2台、ラックとスミスが1台ありました。
インクラインプレスとプルダウンが背中合わせで一緒になったマシンもありました。これは珍しい。
そのほか、ケーブルとローイング、ラットプルダウンなどが一体となったマシンやトレッドミル、バイクにステアマスターも1台あり、ストレッチエリアは広いです。
面白そうな企画もあります。
トレーナーのスタッフは暇そうにジム内をうろちょろし、ウォーキングを終えた女性のストレッチを手伝っていました。
20分ほど3つのマシンで胸肩をやり出ようとすると入口にいたグータッチスタッフに「クイックリー」と言われ、また明日来るよと伝えました。この辺りのやり取りは気持ちいいですね。
食事を食べようと調べていたカレーの人気店へ行くと21時過ぎにも関わらずめちゃくちゃ人だかりがあり、2店ほど諦めて、南インド料理屋へ入店しました。
こちらもなかなかの賑わいで、清潔感もありスタッフもテキパキしています。
メニューも写真つきで、どれも魅力的で迷いに迷います。
結局注文したのは、オススメされていたスペシャルヌードルとティッカ、マンゴーラッシーにしました。
ヌードルは野菜とマッシュルームメインの具材で肉はなく、ベジタブルメニューでした。インド料理はベジorノンベジで表記されているお店が多いです。
ティッカは卵と野菜が炒められ、肉なしとんぺい焼きのような感じ。まさかのベジ被りをしてしまい、肉系を食べ逃しました。
会計を頼むと謎のクミンが出てきて、お口直しなのか、ほんのり甘いです。
お会計はしめて1400ルピーほどでした。
歩いて20分くらいかけて、またニューデリー駅前の喧騒を抜けホテルへ戻りました。
翌日のバラナシ旅へと備えるため、この日はこれで休むことにしました。