カレーをいただいた後は、風邪薬を購入しに薬局へ行きました、どれか分からず店員に確認すると、おそらく液体かカプセルがいいかと聞かれたようで、なんとなーく回答したら液体の方をくれました。300ルピー弱を支払い、次は薬局を出てコンビニっぽいお店へ行き、ここではコーラ、お茶、クッキーなどを購入し、全部で8品ほどで1300ルピーとまあまあの値段でした。コンノートプレイスという場所柄もあるのでしょう。コーラのバニラ味があり購入したところ、ホントにバニラ味の甘いコーラでした。
手持ちがなくなり、追加で両替しようとホテルの下階の銀行へ行くと、「ここでは出来ない」と言われ誰かに電話して住所を書いた紙を手渡してくれました。
そこはレートが一万円で5600ルピーとのことで、紙に書いた場所へ行くと先程、5200ルピーで交換した両替所でした。
銀行を通じたからレートが違ったのか、なんらかの手数料分取られたのか分かりませんがとりあえずそこは辞めて別の両替所を探しました。
道中、コンノートプレイスの中央は大きな公園となっており、インディー憩いの場のようです。
Googleで両替所を調べると、ジャンタルマンタルがある方向に向かったところにある両替所が評判も良さげでそこへ行ってみると、お店はいかにも怪しい雰囲気で、近づいて行くと店前で下っ端風チンピラインディーが、「どうぞ」と扉を開けてくれました。
中は2畳ほどの狭い店内に8人ほどのインディーがおり、例えるなら映画で観るようなインドマフィアの雰囲気、あるいはウシジマ君みたいな感じでした。
一瞬「ヤバっ」と思いましたが、平静を装いレートを確認すると5300ルピーで、先程のお店よりも良いレートで、悪そうな雰囲気のお店ほどレートがいいというなんともな感じです。もちろんパスポート確認はなしで、すぐに両替して退店しました。
ジャンタルマンタルを目指して、歩いていると何やら人だかりがあり、よく見るとヒンドゥー教の礼拝所なのか、大行列が出来ていました。
すぐ脇では音楽を奏でお祈りもしていました。インドは信徒が多いようで、警察も警戒そっちのけでずっと見ていました。
小気味いい心地のいい音楽に自然とリズムを刻んでしまいます。
お店もたくさん出ており、賑わっていました。
元の道へ戻ると途中で見知らぬ女教徒に頭を撫でられました。他の人にも同様にしてお金を貰っていました。何かのありがたい行為なんでしょうか。
ジャンタルマンタルに到着するとすでに営業時間が終了していました。
私が中の様子を伺っていると受付のスタッフが「ここから写真撮ればいいよ」と勧めてくれて、さらに「携帯を貸して」と言って写真も撮ってくれました。
そこから、インド門に向かって歩いているとインディーオジサンが話しかけてきましたが、何を言ってるかはよく分かりませんでした。
その最中に今度はオートリキシャが声を掛けてきたので50ルピーでインド門へ向かいました。
運転手はよく話すオジサンでしきりにお土産や紅茶、スパイスを勧めてきます。完全にお店に連れて行こうとする気が満々です。
インド門に到着しましたが、なぜか裏側で、「ここで写真撮れ」と言ってくるので前に回り込むように言い、今度は前に回り込んだものの中央の通りへは入れない場所で、さすがにイライラしてきました。
もういいからと、料金を支払いましたが、「中央通りへ行ける地下道は別の場所だ」というのでもう一度リキシャに乗って、地下道の入口まで移動してもらいましたが、しばらくオジサンが地下通りまでついてきて、横でずっと「終わったらショップに行く、待ってるから料金は100ルピーだ」と言うのでさすがに我慢も限界で追い払いました。
地下通りを抜けると正面にインド門があり、辺りは広場になっています。
デカくてそしてライトアップされてとても綺麗ですが、「ピクチャー」と言って写真を撮ろうとする客引きが多くてうんざりします。
インド門を抜けていくと誰かの像があります。おそらく英雄なのでしょう。
綺麗な噴水もありました。
ひとしきり広場内を歩いて見て周り、小腹を満たすために飲食店を探すことにしました。調べるとインド門から歩いてすぐのところに評価が高いインド料理店があったのでそこに向かいましたが、警察が立っておりおそらく、エンパイア御用達のお店なのでしょう。
別のお店に向かうため、そのまま距離はありますが先程の件でリキシャにはうんざりしていたので40分ほど歩いてコンノートプレイスへ戻りました。
調べたインド料理店は、めちゃくちゃ混んでおり、入店を断念しました。
そこで近くのインド料理店へ入りました。
ここはちょっと高めなチェーン系の印象で、インド版ロイヤルホストのような感じです。ダルカレーとパロータ、ガーデンビールを注文しました。
ビールを注ぐ前に消費期限の確認をしてから注いでくれました。インドならではですかね。
ダルカレーはバーモントカレーをもっと粉っぽくした感じで豆も小さいものでした。辛くはありません。パロータは味はあまりしないですが、カレーにつけて食べるとよく合います。しめて1,710ルピーのお支払いでした。
夜のコンノートプレイスを歩き、まだお腹に余裕があったので次のお店へ向かいます。
入口にドアマンもいて格式も高そうな、ユナイテッドコーヒーハウスへ入店しました。
店内はいかにも高級感があり、メニューも高級店のそれでした。
チキンビリヤニとビールをオーダーしました。
ビリヤニはゆで卵と大振りのチキンが2つ入っていて、ヨーグルトベースのソースとカレーベースのソースをかけながらいただきます。
美味しいですがかなりの量がありました。
酔い覚ましに追加でコーヒーを注文して一息つきます。
会計は料理だけで2,000ルピー弱でしたが全部で3,000ルピーオーバーとタックスがめちゃくちゃ高かったです。
確かにビリヤニを盛り付けてくれたりのサービスはありましたが、これまでの飲食代で過去1の料金でした。
インド最後の夜を満喫し、ホテルに戻って眠りに就きました。