インド滞在3日目の朝。
この日はバラナシ渡航を控え、早めに空港へ向かうために7:00にホテルにて朝食をとろうと思い、レストランへ行くと、店内はまだ薄暗く不安になりましたが、スタッフに部屋番号を伝えると問題なく利用できました。(あとで気づきましたが、壁に掛けていた営業時間をみると7:30-10:00でした。)
料理もまだ半分程度の準備しかありませんでしたが出発時間もあり食事をとることにしました。
ペースト状の甘冷たいソースとポテト、パン、コーンフレークなどがあります。この辺りはよく見かけるホテルの朝食とそんなに遜色ありません。(甘冷たいソースは実はその後温めて提供しポタージュになっていたので、前日の冷たいままだったと食べ終わった後に気づきました。腹壊さなければいいですが…)ホテルのコーヒーマシンはチァイもあり、インドならではです。
出発前にホテル受付で両替しました。レートは空港と同じく一万円で5300ルピーとのこと。
チェックアウト時には追加で900ルピーの請求があり、聞いたら朝飯代とのことでした。ブッキングドットコムでの予約時には朝食込みになっていましたが、時間もあり深く追及せず素直に支払いました。
ホテル前でウーバーを呼ぼうとしましたが、ニューデリーも現金払いのため駅まで歩きました。
タクシーのオジサンインディーに500ルピーで空港まで乗せてもらい、スタートしてすぐに知らないオジサンインディーが乗ってきてコンノートプレイスで降りて行きました。(これもインドタクシーあるあるのようです。)
インディラガンジー空港のターミナル3に到着し、入口ゲートでネットで登録したQRコードを読み取らせましたが、上手くいきません。周囲を見ると、アプリ登録用入口とそれ以外で入場口が分かれていて、アプリ以外のゲートの列に並び直して待っているとインディーオジサンが話しかけて「ヘルプしてやるよ」と言って、指を指す方に機械がありおそらくそれで紙のチケットを発券する必要があると思い、オジサンに従うことにしました。(オートリキシャの件もあり、どこまでインディーを信用していいのか悩みます…)
インディーオジサンにネットで登録した搭乗券を見せると、オジサンは機械に必要事項を入力し、搭乗券とバゲージ用シールが出てくきました。もちろん最後に予想通りのチップ要求があり、500ルピーと言われたため100ルピーだけあげることにしました。
無事にゲートから空港内に入場し、エアインディアエコノミーの受付へ行き、バゲージを預けてから保安検査へ向かいました。この待ちがとても長い。荷物はカゴに電子コード、携帯、財布、貴重品などをバッグから出しておくルールで、身体検査を受けて荷物を受け取ろうとすると、リュックだけ別レーンに行ってしまい、中を調べると羽田空港で購入した水のペットボトルが引っかかったようでした。キャップが空いていないのを確認し、「自分で開けて飲んでみろ。」と促され、開けて飲んだところ無事に通してもらえました。
搭乗時間は40分ほど遅れて、15から31のシートから入場を促されました。
機内は左右3列3列で電源はなく、クーラーの他、天井からドライアイス状の煙が出てきて、この気体で冷やされます。これは珍しい仕掛け。
定刻10分遅れで出発し、離陸しベルトサインが消えると食事の提供があり、ベジタブルドックとマフィン、水でした。
飛行機内で、小腹を満たしながら、バラナシでの旅程を計画することにしました。
バラナシ空港には、10分遅れで到着しました。空港から出ると相変わらずのリキシャ客引きがたくさんいます。
一人の運転手がホテルまではウーバーアプリでこれぐらいの料金だと750ルピーを示してきて、交渉の結果600ルピーで決着しました。あとでアプリで調べると600ルピーが相場のようで、どこかでアプリを操作していたのかもしれませんが、まあそれでも良しとします。
出発の際にここでも別のインディー旅行者を乗せて相乗りで出発し、途中でその人をホテルで降ろしました。
さらに進んで大きな交差点のところで、「ここまでしか車は行けない。ホテルまでは300メートルほど歩いて。」と言われて車を降りました。
バラナシの街は、ニューデリー以上にクラクションがうるさく、パチンコ屋にいるような感じになります。
地図アプリを見ながら、途中で細道に入ります。
バラナシの街も衝撃でしたが、脇道に入るとそれ以上に衝撃的な光景でした。道は狭く、小便臭く、土はぐちゃぐちゃ、牛の糞まみれで汚く、ハエがたかっていて、人が歩くとハエが寄ってきます。
バイクは細かろうが狭かろうがガンガン突っ込んできます。
インドに来て1番過酷な場所だと感じました。
10分くらい歩き無事にホテルに到着し、チェックイン出来ました。
受付でデカいノートに必要事項を記入していき、パスポートを提出して現金で2880ルピー支払いました。
スタッフの中には日本語を話せるインディーがいて「ガイドするよ。」と言ってくれましたが、いろいろと勧められても疲れるので今回は辞めることにしました。
宿泊する部屋は4階にあり、なかなか広く、すぐ目の前にはガンジス川が一望出来ます。
眺めは良いですが猿が結構います。
夜は静かに眠れるのでしょうか。
次回へ続く